本格派のリストラップとして名高いSBDのリストラップ。

価格は高いけど、その価値に見合うの?
他のリストラップと何が違うの?
このようにお考えではありませんか?
今回は筆者がSBDリストラップを使用してみた感想や、付け方、サイズ選びのポイントなどを紹介していきます。
他のリストラップと比較したい方はリストラップのおすすめ4選の記事も参考にどうぞ。
SBDリストラップとは
SBDリストラップとは世界的に有名なパワーリフティングブランドSBD社が販売している本格的リストラップです。
公式HPで紹介しているSBDリストラップの特徴は以下の通り。
ポイント
- 幅広の弾性素材は、手首サポート用に独自に開発されたもの
- 幅広の弾性素材と共に特別製造された丈夫な親指掛けループ
- リストラップを強く引き張りしてもループが安定感を与え、より完全な巻きつけを実現
パワーリフティングの競技選手やプロのボディビルダーやフィジーカーなど多くのトレーニーに活用されていることからも、そのクオリティの高さが実感できます。
SBDは他にもエルボースリーブやニースリーブなどいずれも高品質なグッズも取り扱っているので、気になる方はこちらもご覧ください。
スティッフとフレキシブルの2種類から選ぶ
SBDのリストラップはスティッフとフレキシブルの2種類に分かれています。
公式HPではその違いを以下のように公表しています。
スティッフとフレキシブルの違い
・スティッフタイプ:市場に出回る中でも非常に硬い。手首の固定力は非常に高い
・フレキシブルタイプ:柔軟で手首にしっかりフィット。通常の筋トレも使用可。
フレキシブルはゴールドジムやSchiekと同程度と考えて良さそうです。
SBDリストラップ購入時のサイズ選び
SBDリストラップのサイズは3種類になっています。下記の表を参照しましょう。

出典:sbd
手首の太さで選ぶのはもちろんですが、長ければ長いほどホールド力も強まることを承知した上での選択が必要です。

よほどの高重量を扱わない限りはSかMで十分でしょう。
SBDリストラップの付け方
SBDリストラップの付け方は下記の動画の通りです。
動画内ではループをつけない巻き方をしていますが、ループをつける場合のやり方は下記の通り。
簡単な流れ
- ループを親指に引っ掛ける
- リストラップを引っ張りながら、時計回りあるいは反時計周りに巻いていく
- 最後にマジックテープに付けて完了
スティッフタイプの場合はきちんと引っ張らないと、手首にうまくフィットしないので注意しましょう。
SBDリストラップと他ブランドの比較
SBDリストラップと主要ブランドを比較してみた結果です。
個人的にはベンチプレスのメインセットを100kg以上で組むような人は、SBDのスティッフという選択肢もありです。
高重量がまだ挙がらない方、高重量のメニューを組まない方はSBDのフレキシブル、あるいは他ブランドで十分でしょう。
また、見ての通りリストラップの中では最も高額な部類に入るため、安さと質で選ぶならSchiekという選択肢もありでしょう。
SBDリストラップで感じたメリット・デメリット
ここからはSBDリストラップで感じたメリットとデメリットを紹介します。
筆者はスティッフタイプなので、必ずしもフレキシブルで同等の効果にならないことを承知ください。
メリット①セット間に付けっぱなしでも問題なし
筆者はSchiekやゴールドジムなど様々なリストラップを使用してきましたが、いずれも付けっぱなしだと鬱血するのでセット間は常に外していました。
しかし、SBDのリストラップは付けっぱなしでトレーニングしても異常はありませんでした。

メリット②ループがかなり太い
ゴールドジムのリストラップと比べると、ループには一目瞭然とも言える太さの差があります。
写真の通り、ゴールドジムのループは細いが故にヨレヨレしていますが、SBDのループは太く頑丈でヨレヨレしそうな気配がありません。
メリット③カラーバリエーションが豊富
SBDリストラップはカラーバリエーションが非常に豊富です。パワーリフティング用のブランドなので、えんじ色やネイビー、カーキなど落ち着いた渋みのあるカラーが多いです。
ただし、レッドとブラックのスタンダードモデルよりも価格が700円ほど高くなる点に注意しましょう。
デメリット①手首が反る種目には向かない
筆者は正直、最初につけたときは骨折したときのギプスに感じるくらいガッチリと固定されます。
ですので腱鞘炎になりやすい種目でリスクを減らす反面、手首が反る種目全般がやりづらく感じました。
胸、肩、腕のほぼ全ての種目のパフォーマンスアップに貢献しますが、一部例外もあるのは知っておくべきでしょう。
デメリット②他社より価格は高い
リストラップの相場は格安ブランドで1,000円弱、ゴールドジムやSchiekなどの著名なブランドでも3,000円から4,000円の間くらいです。
それに対し、SBDのリストラップは税込4,720円と俄然高いです。
ですが、パワーリフティング向けの本格派ブランドで、独自に開発されていることから、この価格帯は妥当だと感じました。

SBDリストラップの洗い方
SBDリストラップの洗い方ですが、公式HPには「手洗いして陰干ししてください」と書かれています。
非常に生地感がしっかりしていますが、洗濯により糸のほつれなどが生じる懸念もあるので、洗濯機に入れないようにしましょう。
SBDリストラップ使用者の口コミ
SBDリストラップ使用者の口コミを紹介します。
最初の数回は硬すぎて痛いですが、自分の手首の形に馴染んでくると最強
にやりやすいです。出典:SBD
買って正解だったと思います。必要以上に可動域を殺すことなく、かつサポートもしてくれて手首の不安がなくなりました。
出典:Amazon
SBDリストラップは公式HPでもアマゾンでも軒並み高い評価でした。筆者も数回使用しましたが、他社リストラップとホールド感が全く違います。
他社のリストラップで満足できない方は一度、SBDを試してみるのがおすすめ。
買うならAmazon、メルカリ、公式HPのどれが良い?
販売場所 | 価格(税込) |
公式HP | 4,720円 |
Amazon | 6,100円 |
メルカリ | 2,000〜5,000円程度 |
SBDリストラップを購入する際におすすめは公式HPです。アマゾンではただ単に高く、メルカリは中古品と考えると厳しいです。
公式HPでは送料が610円(4,700円以上の注文で無料)かかりますが
それでもアマゾンよりは安くなります。
また、筋トレグッズは破れていたり、しおれていたりすることでパフォーマンスに影響することから、中古品の可能性が高いメルカリはおすすめできません。
SBDリストラップと一緒に揃えたいもの
SBDリストラップを購入したい方は一緒にエルボースリーブも揃えておくのがおすすめです。
エルボースリーブとは肘関節の保護を目的としたグッズで、ベンチプレスやショルダープレスを高重量で行うとなると欠かせません。
下記の記事でエルボースリーブについて詳しく解説しているので、ぜひご覧下さい。
圧倒的なホールド感で質の高いトレーニングを
SBDリストラップはホールド力の非常に高いパワーリフティング向けのリストラップです。
非常に硬い分、柔軟性の必要な種目はやりづらさがあるものの、それ以外の種目ではがっちりと手首が保護されました。
ぜひ、SBDリストラップを着用し、今までのトレーニングの質をさらに高めていきましょう。