パワーグリップはダンベルやシャフトを用いる種目に欠かせない筋トレアイテム。
今は多くのメーカーの製品があるので、どれを選べば良いか分からない人もいるのではないでしょうか。
そこで今回紹介するのが、コスパや耐久性の良さで人気の高いKing2ring製のパワーグリップです。
筋トレ歴3年目、NSCA-CPTの資格をもつ筆者がKing2ringのパワーグリップを実際に使用した感想をまとめました。
パワーグリップを使ったおすすめ種目やよくある質問なども分かりやすく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
King2ringのパワーグリップとは?
まずは、King2ringのパワーグリップの概要について解説します。

(出典:Amazon)
King2ringのパワーグリップは良心的な価格かつ高品質で30日間返金保証もついているため、トレーニーからも人気がある商品です。
詳細情報はこちらを参照してください。
製品型番 | pk650pro |
素材 | ワイヤーラバー |
手首サイズ | S:約14-17cm M:約17-19cm L:約18cm-21cm |
ベロサイズ | S:約16cm M:約17cm L : 約18cm |
幅 | S:約8.5cm M:約9.5cm L : 約10cm |
King2ringのパワーグリップはさまざまなラインナップがあるので、お好みに合わせて使い分けるのもおすすめです。
製品型番 | 素材(ベロ部分) | 素材(リスト部分) | サイズ展開 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
pk650pro | ラバー | ネオプレーン(5mm) | 3サイズ S | M | L | ラバーはワイヤースレッドを編み込んだラバーを使用しているため高重量でも使用可能 |
pk650 | ネオプレーン(合成繊維) | ネオプレーン(7mm) 厚手 | フリーサイズ | 厚手のネオプレーンで100kg以下のトレーニングに最適 |
pk650改 レザータイプ | 本革 | ネオプレーン(7mm) 厚手 | フリーサイズ | pk650をベースに作られた革素材タイプ |
pk650改 ラバータイプ | ラバー | ネオプレーン(7mm) 厚手 | フリーサイズ | pk650改の革ラバータイプ |
pk650 α | 本革 | ネオプレーン(7mm) 厚手 | フリーサイズ | pk650改のレディース用でベロがやや短め |
pk650 claw | 鉄 | ネオプレーン(7mm) 厚手 | フリーサイズ | 持ち手が鉄のため握力が弱くてもチンニング等がしやすい |
King2ringのパワーグリップのリアルな口コミ・評判
それでは、King2ringのパワーグリップを使っている人のリアルな口コミ・評判をチェックしてみましょう。
良い口コミ
安いとすぐにダメになるかなーと思ったけど、全然問題なく使えています!
可愛い女性サイズのもので安いのが良かったので大満足です!
(引用:Amazon)
今まで、ゴールドジムのSサイズを使っていましたがいろんな方の言うようにワンサイズ上のMを購入して、ピッタリでした!
使用感に関しては文句なしの素晴らしい商品でした。
無駄に一万円近くするグリップを買うなら断然こちらの商品をおすすめしたいです!(引用:Amazon)
安くて十分な機能性。
親指側が抉れた作りなのが高評価。
特にダンベルの握りに差が出るポイントで、このひと工夫が大きな差になる。また、バリエーション豊富で、主張しすぎない色・柄がちょっとした個性になって嬉しい。
(引用:Amazon)
パワーグリップはデッドリフトの高重量チャレンジの時に必須で、このパワーグリップは安価な野に耐久性、グリップともに優れています:-)
本商品を使用して1年以上経ちますが新品のときとまったく変わらず耐久性もグリップも保ったままです:-O
デザインもいくつか選べるのもいいとおもいます。(引用:Amazon)
King2ringのパワーグリップのコスパの良さについての口コミが非常に多い印象でした。

また、カラーバリエーションの豊富さや返品対応の良さについて書かれている口コミも見られました。
悪い口コミ
使用開始から半年も経たないうちにベルクロ部分がとても剥がれやすくなってしまうのはどうなのか…
ラバー部は糸切れもないものの、そもそも手首から取れたら意味が無い。
大人しく多少高価でも耐久性の高い商品を探そうと思います。(引用:Amazon)
マジックテープまでのベルトの長さが短い、使えない、トレーニング時高重量扱っている時はずれる。怪我する。
(引用:Amazon)
厚みが1mmどころではなく4~5mmくらい?それ以上ある感じでちょっとイメージしてたよりかなり分厚くて素材も固く、バーに巻きつけるときに苦労します。それゆえトレーニングの効率が逆に下がるため使うことがなくなりました。(以下略)
(引用:Amazon)
品質にばらつきがあるせいか、中にはあまり耐久性が良くない商品もあるようです。
ベロが短すぎたり厚すぎたり感じてしまう人もいました。
サイズ感に関しては、口コミをよくチェックしてから購入するのがおすすめです。
King2ringのパワーグリップを使ってみた感想
NSPA-CPT取得、筋トレ歴3年目の筆者が実際にKing2ringのパワーグリップを使ってみました。
商品はこのような包装で届きました。
ゴムの臭いが強いという口コミもありましたが、私はそこまで気になりませんでした。
ロゴ周辺の縫い目もしっかりして頑丈に作られています。
装着すると、真ん中の指3本の第一関節から先が見えるくらいのベロの長さです。
ジムのパワーラックやマシンでも使用してみました。
ベロの長さもしっかり巻きつけられるくらいの長さです。
ダンベルを持ってみると、ラバー部分の滑り止め効果が高く高重量も扱いやすかったです。
ラットプルダウンでも使用したところ、高い位置でも巻きつけやすくしっかり追い込めました。
King2ringのパワーグリップで特に良いと思ったのは以下の3点です。
コスパが良い
口コミにもあるように、King2ringのパワーグリップの魅力は何といってもその安さにあります。
高いパワーグリップだと1万円近くするものもありますが、King2ringのパワーグリップは2,000円台で購入できるので初心者でも手を出しやすい価格なのがポイント。
「もっと安いパワーグリップがいい」という人はHiseasonのパワーグリップがおすすめです。
頑丈でしっかりしている
安かろう悪かろうと思われがちですが、安いにも関わらず作りはしっかりしていてベロやパット、ストラップ部分も非常に頑丈です。
ベロは厚さ約2mmで滑りにくいワイヤーラバーを採用しており、今まで使ってきたパワーグリップの中でもしなりにくく感じました。
ストラップ部分も厚みがあって頑丈ですが、ナイロン製で肌に食い込みにくくストレスなく使えます。
フィット感があってジャストサイズで使える
King2ringのパワーグリップはフィット感が強く、ジャストサイズで使いたい人にぴったりです。
筆者は手首まわりが13㎝のため今回Sサイズを使用しましたが、装着すると手首に吸い付くような感覚がありました。

逆にゆとりを持ったサイズ調整がしたい人には不向きなので注意が必要です。
ゴールドジム・オールアウトのパワーグリップと比較
King2ringのパワーグリップをゴールドジムとオールアウトの製品と比較してみました。
メーカー | 価格(税込) | サイズ展開 | 素材 |
---|---|---|---|
King2ring | 2,980円 | S約14-17cm、M約17-19cm、L約18cm-21cm | ワイヤーラバー |
ゴールドジム | 14,300円 | S16cm、M18cm、L21cm | 記載なし |
オールアウト | 2,980円 | S160cm以下、フリーサイズ16-20cm、XL20-23cm | SCVラバー |
コスパ面で言うとKing2ringとオールアウトは全く同じで、ゴールドジムはかなり割高です。
オールアウトは太めの手首にも対応できるように23cmという大きめサイズまで展開されているので、サイズ選びがしやすいでしょう。
ベロの厚みや手首につけたときのフィット感はKing2ringがより優れていると感じました。

ほかでは見かけない柄も多いので、豊富なバリエーションから選びたい人にもぴったりです。
King2ringのパワーグリップを使ったおすすめ種目
King2ringのパワーグリップを使ったおすすめ種目はこちらです。
- ラットプルダウン
- 懸垂
- デッドリフト
- ベントオーバーローイング
- サイドレイズ
- ベンチプレス
- バーベルスクワット
パワーグリップは握力補助の役割があるので、主にプル系の種目で重宝するアイテムです。

ベンチプレスやサイドレイズを行う際も、滑り止め代わりになってホールド力が上がります。
King2ringのパワーグリップのよくある質問
King2ringのパワーグリップを使用する上でのよくある質問をまとめたので、購入の際に参考にしてください。
洗濯はできますか?
ベロがラバーなので洗濯機の使用はできません。
定期的に布に水または洗濯水を染み込ませてサッと拭けば、 汗や汚れなどのケアが可能です。
サイズ感はどんな感じですか?
手首回りに合わせたサイズ感で選ぶとベロが短いと感じる場合もあります。
ベロ長めが良い場合はワンサイズ上をおすすめします。
他の筋トレグッズとの使い分けは?
トレーニング時にはパワーグリップのほかにグローブ・リストラップ・リストストラップを使用することが多いです。
パワーグリップは握力の補助に特化しているのに対して、グローブは手の平への摩擦防止・安定力の向上、リストラップはグリップ力の向上、リストストラップは手首の保護に適しています。
それぞれの使い分け方を簡単にまとめたので、トレーニングの際に参考にしてください。
- パワーグリップ…ラットプルダウンなどのプル系
- グローブ…ベンチプレス・ショルダープレスなどのプレス系
- リストラップ…プレス系(特に高重量)
- リストストラップ…ローイングやプル系
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まとめ
今回はNSPA-CPT取得、筋トレ歴3年目の筆者が忖度なしにKing2ringのパワーグリップをレビューしていきました。
King2ringのパワーグリップは安いにもかかわらず頑丈な造りでフィット感があり、筋トレ初心者から上級者まで使いやすいアイテムです。
パワーグリップを使えばトレーニングパフォーマンスが劇的にアップするので、まだ使ったことがない人はぜひ購入してみてください。