リストストラップは握力を補助する役割があり、プル系のトレーニングにも欠かせないアイテムです。
しかし、多くのメーカーからリストストラップが販売されていてどれを選べば良いか分からない人もいるのではないでしょうか。
そこで今回紹介するのが、フィットネス用トレーニングギアのリーディングブランド「ハービンジャー」のリストストラップです。
筋トレ歴3年目、NSCA-CPTの資格をもつ筆者がハービンジャーのリストストラップを実際に使用した感想もまとめました。
リストストラップをまだ使ったことがない人は、ぜひ本記事を参考にして今後のトレーニングに役立ててください。
ハービンジャーのリストストラップとは?
まずは、ハービンジャーのリストストラップの概要についてご紹介します。
ハービンジャー(Harbinger)は1988年にアメリカで生まれたウェイトリフティングやフィットネス用トレーニングギアのリーディングブランドです。
ハービンジャーのリストストラップは握力の疲労を軽減しつつより重く、より多くの挙上を可能にして狙った筋肉を効果的に鍛えられます。
商品詳細はこちらです。
カラー | ブラック・ピンク・ドクロ・メルロー・旗・迷彩 |
素材 | ポリエステル・コットン・ネオプレン |
重量 | 0.13ポンド |
商品寸法 | 15.2 x 12.7 x 10.2 cm |
ハービンジャーのリストストラップのリアルな口コミ・評判
まずは、ハービンジャーのリストストラップを実際に使用している人から寄せられたリアルな口コミ・評判を紹介します。
良い口コミ
シャフトとの噛み合わせも良く、手首と手にとても馴染む素材です。
デッドリフトでの重量も更新してます。(引用:Amazon)
デッドリフト、ハンギングレッグレイズ用に購入。
握力の影響を受けないので、トレーニングに集中できる。
シンプルなので使いやすく、耐久性も2ヶ月使った現在全く問題ない。(引用:Amazon)
デッドリフトをするとウエイトの重さに握力が追いつかず購入を決めました。
肌触りもよく手首にあたる部分にスポンジがついているので痛くなりづらいです。
お値段以上の価値はあると思います。初心者の人にも手を出しやすい値段なので買っておいて損はないでしょう。(引用:Amazon)
良い口コミの中には優れた耐久性や使いやすさについて言及しているものが多かったです。
トレーニングパフォーマンスが向上して、効かせたい部位にしっかり刺激を与えられたという声もありました。
悪い口コミ
腕に巻いた時に固いもの(裁縫部分の糊?)が肌に刺さりトレーニング中とても痛い
(引用:Amazon)
数回使用すると糸が解れてくる。そのまま使用していくと、リストのループが取れて使用不能に。
これから購入する方は縫い目部分を確認して必要ならば自身で補強することをお勧めします。(引用:Amazon)
一回使って、リフティングベルトのマジックテープを少しかすっただけなのに ほつれました
二度と買いません(引用:Amazon)
悪い口コミには、腕に巻いたときの違和感や糸のほつれなどが気になるという声がありました。
製品によっては雑な裁縫のものも混ざってしまっているようです。
ハービンジャーのリストストラップを使ってみた感想
NSCA-CPT取得済み、筋トレ歴3年目の筆者がハービンジャーのリストストラップを使ってみた感想をご紹介します。
このような包装で商品が到着しました。
縮み・型崩れが起きにくいポリエステル素材と耐久性が高いコットン素材の両方の良さを感じられる生地感です。
拡大してみると、ロゴ周辺の縫い目もしっかりしています。
ストラップの端を輪の中に通す際も、問題なくスルッと入りました。
手首に装着してみると、柔らかく肌を痛めない生地がしっかりフィットしてくれます。
実際にジムに行って使用してみました。
手に馴染む素材で食い込んで痛むこともなく、トレーニング中も心地よく使用できました。
特にプル系の種目においては、握力を使わない分しっかり背中など効かせたい部分に集中できたのが良かったです。
耐久性が高い
ハービンジャーのリストストラップは全体的に耐久性が高く、頑丈に設計されています。
端の部分はダブルステッチで縫われていて、すぐにほつれないようにより丈夫なつくりになっていました。
口コミでも100kg以上使っても問題なかったという声も多くあったので、布製ながら耐久性は問題ないようです。
手首に食い込みにくい
実際にトレーニングで使ったところ、手首への食い込みがなく使い心地が良かったです。
手首にあたる部分は快適性に優れたNeo Tek製パッドが採用されており、リフティング時にストラップが手首へ食い込むのを防いでくれます。
また、手首のパッド部分がリストラップのような役割を果たし、多少手首への負荷が軽減されたように感じました。
バーに巻きやすい
ストラップの全長は約55cmと十分長さがあるため、バーに巻きつけやすかったです。
しなやかで柔らかい生地感で、バーにもくるくる巻きつけられてストレスなく使用できました。
コスパが良い
布製のリストラップの魅力はなんといってもその安さにあります。
2,000円しない価格でここまで頑丈なつくりであれば文句なしです。
品質とコスパの両方を兼ね備えている製品だと感じました。
ポイント
ハービンジャーのリストストラップの巻き方
続いて、ハービンジャーのリストストラップの巻き方について紹介します。
まずは、ストラップの端を反対側の穴に通して輪を作ります。
できた輪の中に手を通して、手首に合うよう輪の大きさを調整します。
ストラップの端は親指と人差し指の間から出るようにしてください。
ストラップと手のひらでバーを包むイメージでストラップを奥から手前に向かって巻いていきます。
Saori巻き付ける方向に注意!最後に絞るようにギュッと握り込みます。
ハービンジャーのリストストラップを使ったおすすめ種目
ハービンジャーのリストストラップを使ったおすすめ種目は以下の通りです。
- ベントオーバーローイング
- デッドリフト
- ラットプルダウン
- アップライトロー
このように、リストストラップは主にロウイングやプル系種目で使用することが多いです。
「なかなか背中に効かせられない」と感じている人は、リストストラップを使えば狙った場所にしっかり刺激を与えられます。
ハービンジャーのリストストラップのよくある質問
最後にハービンジャーのリストストラップに関するよくある質問をまとめたので、購入を検討している人は参考にしてください。
洗濯はできますか?
中性洗剤を泡立ててから手洗い後、水ですすいでタオル等で水分をとったら平置きの陰干しをしてください。
直射日光は避けて、洗濯機は使用しないでください。
サイズ感はどんな感じですか?
サイズはワンサイズで、男女兼用で使用可能です。
ベルトはバーにしっかりとに巻き付けられて、幅も大きな面積で握りやすい仕様となっています。
他の筋トレグッズとの使い分けは?
トレーニング時にはリストストラップのほかにグローブやパワーグリップ、リストラップを使用することが多いです。
リストストラップはグリップ力の強化や握力の補助が目的なのに対し、グローブは手の平への摩擦を防ぐ安定力の向上、パワーグリップは握力の補助に特化しています。
また、リストストラップと名前が似ているリストラップは手首を保護して怪我を防止するアイテムです。
それぞれの使い分け方を簡単にまとめたので、トレーニングの際に参考にしてください。
- リストストラップ…ローイングやプル系
- グローブ…ベンチプレス・ショルダープレスなどのプレス系
- リストラップ…プレス系(特に高重量)
- パワーグリップ…ラットプルダウンなどのプル系
まとめ
今回は、トレーニングの本場アメリカのトレーニングギアブランドであるハービンジャーのリストストラップを紹介しました。
リストストラップはトレーニング時にグリップ力の強化や握力の補助といった目的で使用されるアイテムです。
ハービンジャーののリストストラップは2,000円以内にもかかわらず耐久性に優れて使い心地がよく、非常にコスパの良い製品だと感じました。
特に背中の種目でなかなか効かせられないと感じている人は、ぜひ一度使ってみてください。