昨今はさまざまなフィットネスブランドからパワーグリップが販売されているため、自分に合ったアイテムを探すのが難しいです。
機能性やコスパ、デザインなどを総合的に判断してぴったりのパワーグリップを選ぶ必要があります。
本記事では、実際に使ってみて分かったおすすめのパワーグリップ4つをランキング形式で紹介します。
おすすめパワーグリップランキング4選
初心者から上級者まで使いやすくおすすめのパワーグリップ4選を紹介します。
ALLOUT
ALLOUTはIFBBPRO選手や日本のトップフィジカーも愛用している人気ブランドです。
日本代表ボディビルダー浅野喜久男が監修しており、トレーニングパフォーマンスを向上させるための工夫が細部にまで施されています。
圧倒的なフィット感や耐久性、グリップ力を誇り、300kg以上の高重量トレーニングでも使用できるアイテムです。
カラー | オレンジ・グリーン・ピンク・ホワイト |
素材 | ゴム |
手首サイズ | S:16cm フリー:約16-20cm XL:約20cm-23cm |
ゴールドジム(Versa)
世界最大級のフィットネスクラブ「GOLD'S GYM(ゴールドジム)」が販売しているパワーグリップです。
ボディビル世界王者の鈴木雅選手も愛用しており、プロも納得の機能性や利便性が備わっています。
サイズはS・M・Lの3種類です。
Sサイズ | 手首16cm |
Mサイズ | 手首18cm |
Lサイズ | 手首21cm |
また、ゴールドジムのパワーグリップはクラシック、プロなどのなどラインナップが充実しているのもポイント。
種類 | 価格(税込・Mサイズ) |
プロタイプ | 14,300円 |
クラシックタイプ | 7,700円 |
Amazon.co.jp限定 | 14,300円 |
自分のレベルに合ったタイプを選んでみてください。
Versa Grippsについて
Versa Grippsは製造元が同じゴールドジムということで、同ランクとしています。
デザインのカッコよさや筋トレYouTuber界隈でも人気のパワーグリップですので、気になる方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
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King2ring
King2ringのパワーグリップは良心的な価格かつ高品質で30日間返金保証もついているため、初心者から上級者まで幅広い層から人気があります。
迷彩やヒョウ柄、モノグラムなど珍しいデザインが揃っていて、遊び心があるデザインが多いです。
サイズなどの詳細情報はこちらを参照してください。
製品型番 | pk650pro |
素材 | ワイヤーラバー |
手首サイズ | S:約14-17cm M:約17-19cm L:約18cm-21cm |
ベロサイズ | S:約16cm M:約17cm L : 約18cm |
幅 | S:約8.5cm M:約9.5cm L : 約10cm |
King2ringのパワーグリップはラバーや本革など、レベル別などでラインナップが充実しているので、お好みに合わせて使い分けても良いでしょう。
Hiseason
Hiseasonのパワーグリップは高強度ラバー素材を使用しているため、高いホールド力があるのが特徴です。
また、人間工学に基づいて設計されており、手首や手のひらにかかる負担も大きく軽減できます。
耐久性の高い二層のゴムは高強度のナイロン糸で二重にステッチされて、摩擦力と耐久性も抜群です。
サイズは2種類でワンカラーとシンプルなラインナップとなっています。
カラー | ブラック |
素材 | ゴム |
手首サイズ | Sサイズ:60mm以下 フリーサイズ:160-200mm |
パワーグリップ比較
それぞれのパワーグリップを各項目で比較した結果はこちらです。
ゴールドジム | ALLOUT | King2ring | Hiseason | |
---|---|---|---|---|
ストラップの長さ(実寸) | 約16cm | 約15cm | 約15cm | 約15.5cm |
ベロの長さ(実寸) | 約8.5cm | 約8.5cm | 約8.9cm | 約8.5cm |
ストラップの長さ(実寸) | 約21cm | 約20cm | 約20.5cm | 約23cm |
マジックテープの耐久度 | ○ | △ | ○ | ◎ |
手首パットの快適性 | ○ | ○ | ◎ | ○ |
ゴムの臭い | 若干強め | ほとんどなし | 若干強め | 若干あり |
その結果、以下のようなランキングとなりました。
それぞれ、どのような点において優れているのかを解説していきます。
1位 ゴールドジム
初心者から上級者まで幅広いトレーニーにおすすめのパワーグリップとして1位に選ばれたのがゴールドジムのパワーグリップです。
ベロが厚すぎずシャフトバーへの巻き付けも簡単にできたり、軽くストラップを引っ張るだけですぐ手首にフィットしてくれたりと使い勝手が良いのがポイント。
ベロの実寸の長さを比較すると、ゴールドジムのパワーグリップが最も長いことが分かりました。
価格が高めなので価格重視の人には不向きですが、耐久性も良いので長期的にみるとコスパが良いのかもしれません。
2位 ALLOUT
2位に選ばれたのが、コスパ重視の人におすすめのALLOUTのパワーグリップです。
特に手首パットのクッション性が高く快適に使えるので、長時間手首につけていてもストレスがありません。
こちらも薄手のベロなので、バーに巻きつけやすくホールド力もしっかりあります。
小柄な女性でもつけやすいSサイズから手首まわりが太めの男性向けのXLサイズまで、サイズ展開が豊富なのもポイントです。
3位 King2ring
3位は、唯一30日返金保証がついているKing2ringのパワーグリップです。
ベロが厚めで弾力があるので若干巻きづらさがありますが、すべりにくくフォームも安定させやすいのがポイント。
ベロの幅を比較したところ、King2ringのパワーグリップが最も横幅がありました。
手の横幅が大きめな人や、ベロが厚めな方が好みの人におすすめのパワーグリップです。
4位 Hiseason
4位には、はじめてのパワーグリップとしても使いやすいHiseasonのパワーグリップがランクイン。
こちらは2,000円という安さで購入できるので、なるべく安く購入したい人にもおすすめです。
ストラップの長さはHiseasonが最も長かったので、手首まわりが太い人も調整しやすいです。
安いにも関わらず、商品の耐久性も高くコスパが良いアイテムと言えるでしょう。
女性におすすめのパワーグリップ
女性におすすめのパワーグリップはALLOUTのパワーグリップです。
ALLOUTではレディースサイズが展開されているため、女性の手首にもフィットしやすいアイテムとなっています。
また、ベロが薄めで手が小さい小柄な女性でも簡単に巻きつけられるのもポイント。
カラー展開も豊富なので、自分の好みのパワーグリップを選んでみてください。
パワーグリップの使い方
続いて、パワーグリップの装着方法と使い方について紹介します。
リストストラップでループを作って手首に通す
リストストラップをリングに通してループを作り、手首に通します。
ベロが手のひら側にくるように調整し、ストラップを手首の太さに調整してマジックテープで留めれば装着完了です。
プル系種目での使い方
ラットプルダウンなどのプル系種目の場合、ベロと手のひらの間にバーを挟んで外側から内側に巻き込むように握りこみます。
プッシュ系種目での使い方
バーと手のひらの間にベロを挟み、そのままベロを被せるように握り込みます。
パワーグリップの効果
パワーグリップには握力の補助や手指の保護効果があり、主にローイングやプル系の種目で使用する際にも活躍します。
パワーグリップを使用する主な種目はこちらです。
- ラットプルダウン
- 懸垂
- デッドリフト
- ベントオーバーローイング
- サイドレイズ
- ベンチプレス
- バーベルスクワット
間違った使い方をすると、グリップ力が低下してフォームが不安定になったり狙った部位に効かせられなかったりするので注意しましょう。
パワーグリップに関するよくある質問
最後にパワーグリップに関するよくある質問をまとめたので、トレーニング時の参考にしてみてください。
パワーグリップは意味がないって本当?
まだ高重量を扱わない筋トレ初心者は、パワーグリップがなくてもある程度トレーニングができてしまいます。
しかし高重量を扱う段階になると、前腕に負荷を逃がさず効果的に狙った部位に効かせるためにもパワーグリップは必須と言えるでしょう。
高重量トレーニングを安全かつ効果的に実践するために、使い方をマスターしておくのをおすすめします。
他の筋トレグッズとの使い分けは?
トレーニング時にはパワーグリップのほかにグローブ・リストラップ・リストストラップを使用することが多いです。
パワーグリップは握力の補助に特化しているのに対して、グローブは手の平への摩擦防止・安定力の向上、リストラップはグリップ力の向上、リストストラップは手首の保護に適しています。
それぞれの使い分け方を簡単にまとめたので、トレーニングの際に参考にしてください。
- パワーグリップ…ラットプルダウンなどのプル系
- グローブ…ベンチプレス・ショルダープレスなどのプレス系
- リストラップ…プレス系(特に高重量)
- リストストラップ…ローイングやプル系
まとめ
今回はおすすめのパワーグリップをランキング形式で紹介しました。
パワーグリップは正しく使用すれば安全に高重量が扱えてトレーニングパフォーマンスも向上するので、しっかり追い込みたい人には必須アイテムです。
初心者や上級者、女性向けに向けたパワーグリップを紹介しているので、ぜひ自分に合ったパワーグリップを探してみてください。
暮らしに役立つ情報サイト「モノナビ」でもパワーグリップのおすすめを解説しているのでぜひ参考にしてみてください。