今回はこのようにお悩みの方に向け、自宅用のおすすめ筋トレ器具を最低限・男性・女性・本格派と分けて紹介していきます。
自宅で満足な筋トレができていない人、これから自宅で筋トレを頑張りたい人はぜひ参考にしてみてください。
自宅用筋トレ器具の選び方
自宅用筋トレ器具の選び方を紹介します。
多くの部位を鍛えられるものを優先
部屋の広さにも予算にも限度がありますから、できるだけ1つの器具で多くの筋肉を鍛えられる器具を選びましょう。
これはダンベルとアジャスタブルベンチの2つのことで、これがあれば基本的に全身を鍛えられます。
この2つを軸とした上で、種目のバリエーションを増やすために他の器具を買い足しましょう。
目的が被らないように選ぶ
市販には様々な筋トレ器具がありますが、目的が被るものを買う必要はないでしょう。
たとえばケトルベルはダンベルと機能が似ていますし、プッシュアップバーはダンベルのベンチプレスと似ています。
これらをわざわざ買うメリットはあまりなく、ただの荷物になりかねないので買わないで良いでしょう。
優先順位をつける
部屋の広さと予算には限度があるので、欲しい器具に優先順位をつけましょう。
筆者が考える男女共通の必須器具
- ストレッチ器具(ヨガマット、フォームローラー、チューブ)
- ダンベル・アジャスタブルベンチ
- 防音マット
筆者が考える絶対に買うべき自宅用筋トレ器具は上記のもので、+αでスペースを取らず腹筋を鍛えられるアブローラーが良いと考えています。
【最低限】自宅用筋トレ器具のおすすめ
最低限揃えたい自宅用筋トレ器具のおすすめは以下の通りです。
ヨガマット
ヨガマットはストレッチや自重トレーニング時に敷いて防音対策と幅広い用途で活用できます。
トレーニング前後のストレッチは怪我予防・パフォーマンスアップにおいて不可欠ですのでヨガマットも必ず買いましょう。
フォームローラー
トレーニング前後のストレッチ器具として、フォームローラーも買いましょう。
縦長のストレッチポールでも構いませんが、フォームローラーの方がよりピンポイントに当てやすい上にサイズもコンパクトです。
防音マット
近隣住民や家族に迷惑をかけないためにも防音マットは必須です。
特にダンベルやバーベル、マシンなどでトレーニングをする際は騒音が起こりやすいため必ず揃えましょう。
SOLPEXの防音マットであれば必要なスペース分だけ購入でき、場所に合わせてカットもできるためおすすめです。
自重のみであればヨガマットを敷けば問題ありません
チューブ
チューブはストレッチ器具と筋トレ器具の2つの機能で活用できます。
フォームローラーではアプローチしにくい肩甲骨まわりのストレッチも行いやすく、価格も安いので揃えておきましょう。
アブローラー
お手頃価格で高強度の刺激を腹筋に与えられるアブローラーも最低限揃えておきましょう。
自宅での筋トレだと腹筋種目は自重種目のみになりますが、アブローラーがあることで他の自重種目とは異なる刺激を加えられます。
【男性初心者向け】自宅用筋トレ器具のおすすめ
男性初心者は以下の筋トレ器具も揃えると良いでしょう。
ダンベル
初心者のうちは高重量のトレーニングができないため、低重量で安価なダンベルセットから揃えるのがおすすめ。
中でもWoutのダンベルは非常に安く、最大で20kgのバーベルも作れるため、初心者の負荷としては十分でしょう。
ただし種目ごとにプレートの付け外しが非常に手間なので、面倒な方は始めから可変式ダンベルを揃えるのがベストです。
アジャスタブルベンチ
筋トレ用のベンチはフラット(シートが水平)とアジャスタブル(シートの角度が変えられる)がありますが、アジャスタブルベンチを選びましょう。
フラットベンチと比べると高額ではありますが、できる種目数が格段に増えるためです。
中でも安定感のある頑丈な作りで耐荷重300kgのリーディングエッジを選ぶのがおすすめです。
懸垂マシン
広い背中を作りたい方は高強度で広背筋を鍛えられる懸垂マシンも揃えましょう。
WASAIの懸垂マシンはお手頃価格かつコンパクトな作りで、コストを抑えたい人・場所が限られる人におすすめです。
また大胸筋下部や上腕三頭筋を高負荷で鍛えられるディップスができるのも魅力です。
【女性初心者向け】自宅用筋トレ器具のおすすめ
女性初心者向けの自宅用筋トレ器具のおすすめを紹介します。
ダンベル
女性の初心者は2〜5kg程度のダンベルを複数セット揃えましょう。
女性の場合はまずは自重系の種目から始めて、慣れてきたらダンベルを両手に持って行うことで負荷を高められます。
2〜5kg程度のダンベルはブランドごとで大した違いがないので、デザインや価格面で気に入ったものを選びましょう。
アジャスタブルベンチ
女性もフラットベンチ(シートが水平)ではなくアジャスタブルベンチ(シートの角度が変えられるベンチ)を選ぶのがおすすめです。
ダンベルとアジャスタブルベンチを揃えることで全身をまんべんなく鍛えられます。
BARWINGであれば、ほぼ完成品で届くので女性1人でも組み立てやすく、折りたたみもできるため収納にも困りません。
【本格派向け】自宅用筋トレ器具のおすすめ
本格的にトレーニングしたい方向けの自宅用筋トレ器具のおすすめを紹介します。
可変式ダンベル
中上級者はダンベルプレス、ブルガリアンスクワットなど高重量のダンベル種目が増えるため、可変式ダンベルを揃えましょう。
中でも重量変更が簡単でグリップ力も優れたフレックスベルがおすすめです。
ピンで抜き差しする可変式もありますが、個人的にピンが外れそうな不安定があるためおすすめしません。
アジャスタブルベンチ
アジャスタブルにすることでインクラインの種目もできるため、アジャスタブルベンチを揃えましょう。
作りが頑丈で耐荷重300kgのリーディングエッジであれば中上級者でもジムと同様のトレーニングができますよ。
パワーラック
パワーラックがあればバーベル種目全般ができるため、全身を高付加で鍛えられます。
バーベル種目の例
- スクワット
- ルーマニアンデッドリフト
- ベンチプレス
- ベントオーバーローイング
- ショルダープレス
特にSTEADYのパワーラックでは上部に取っ手がついており、ディップスやレッグレイズも可能となっています。
また懸垂もやりたい方は懸垂バー付きのものを選びましょう。
バーベル・プレート・ベンチは付属していないため別途での購入が必要
バーベル・プレート
パワーラックにはバーベル・プレートがついていないため、パワーラックを購入するときはセットで購入しましょう。
アイロテックの120kgのバーベルセットであれば、フリーウエイトのあらゆる種目で十分な負荷でトレーニングできます。
また重量が足りなければ、別途プレートのみの購入も可能なので便利です。
マシン
マシン1台であらゆるトレーニングがBODYMAKERのホームジムDXです。
チェストプレス、バタフライ、シーテッドロー、ラットプルオーバー、アームカール、キックバックなど胸・背中・腕はあらゆる種目が可能です。
肩・脚は鍛えにくいですが、スペースが限られている中でしっかり鍛えたいトレーニーにはおすすめの一品です。
自宅で筋トレする際の注意点
自宅で筋トレする際の注意点を紹介します。
騒音に注意
自宅での筋トレはマンションだと下の階、一軒家だと家族に騒音の迷惑をかける可能性があります。
器具の扱いは丁寧にすることはもちろん、防音マットを必ず購入しましょう。
筋トレギアも揃える
怪我予防や筋トレのパフォーマンスアップの観点でギアを揃えましょう。
初心者はまず以下の3つから購入するのがおすすめ。
- リストラップ
- パワーグリップまたはリストストラップ
- リフティングベルト
全身バランス良く鍛える
ジムだと様々なマシンで全身をバランス良く鍛えやすいですが、自宅だとどうしても特定の部位に偏りがちです。
たとえば胸ばかり鍛えて、背中をさぼるなど表裏の関係にある筋肉のバランスが崩れると姿勢の乱れや怪我の原因にもなってきます。
週に数回鍛える場合は、胸と背中を鍛える日、腕と肩を鍛える日など1週間で全身をバランス良く鍛えましょう。