マクロファクターは、独自の栄養管理アルゴリズムでストレスを感じずに最短距離で理想の体形を目指せる体重管理アプリです。
欧米ではすでに14万ユーザーを突破しその人気から今回日本版がリリースされました。
しかし、実際の使い心地やどういった機能があるのか分からないことも多いですよね。

そこで今回は、マクロファクターを実際に使ってみたレビューやメリット・デメリットを紹介します。

今までの体重管理アプリで結果が出なかった方は、ぜひ参考にしてください。
マクロファクターを体験してみたレビュー
今回は、マクロファクターの7日間の無料トライアルを体験してみたレビューを紹介していきます。
アプリインストール
アプリをインストールすると、使い方の簡単な説明についてのチュートリアルが表示されます。
登録
以下に表示されるいずれかの方法で登録を進めます。
今回はトライアルなので「1週間無料で試す」をタップします。
次にトライアル終了後の利用プランを選択して「アカウントを作ってトライアル開始」をタップするとアプリのサブスクリプションに登録されます。
このあとに「購入手続きが完了しました。」という表示が出れば、登録完了です。
注意
設定
最初は性別や生年月日、身長体重を登録します。
その他の登録内容はこちらです。
- 最近数週間で体重に変化があったか
- 運動頻度はどれくらいか
- 運動以外の活動量(仕事、日常生活での運動量)はどれくらいか
- 筋トレの経験レベル
- 有酸素運動の経験レベル
- 運動への取り組み方(趣味程度か、プロ選手として活動しているのか)
上記の内容を回答すると、カロリー消費量の推定値が表示されます。
そして目標体重と、どのような栄養配分で食事を摂取するのかについて設定します。
ほかの設定項目は以下の通りです。
- トレーニングの内容(筋トレのみ、有酸素運動のみなど)
- 食事量の配分(毎日同じ、チートデーありなど)
- たんぱく質の摂取量(少なめ、中程度、多め)
設定が終わると、自動的に理想のPFCバランスが作成・表示されます。
実際の使用画面
カスタマイズしていない初期設定のホーム画面はこのような感じです。

食事記録
食事記録はホーム画面の「食事日記」から登録します。
1時間ごとに記録できるようになっており、もちろん前日などに遡って記録し直すことも可能です。
例えば「魚の缶詰」で検索すると、以下のようにズラリと市販品の情報が出てきます。
よく食べる食材については「Latest」で表示してくれるので、ある程度食べるものが決まっている人はサクサク簡単に記録できると思います。
食事記録が完了するとホーム画面に反映されて、今日はあと何をどのくらい摂取すべきかが分かりやすく表示されます。

マクロファクターのメリット
続いて、マクロファクターを使って体重管理をするメリットを紹介します。
PFCや目標摂取カロリーの管理が楽
独自のアルゴリズムが個人の代謝に合わせて、目標までに必要なカロリーとPFCの摂取量を自動で算出・調整してくれます。
週に一度経過チェックを行うだけで、進捗に合わせて目標達成までのプランを自動で計算してくれます。

途中で目標を変えても勝手にカロリーPFC設定してくれるので、いちいち計算しなくて済むのも嬉しいポイントです。
体型の変化が分かりやすい
前面・側面・背面の3パターンの写真と21の体形データの記録ができるのもマクロファクターならではの魅力。
測定できる体形データは以下の項目です。
首、肩、バスト、胸囲、ウエスト、ヒップ、上腕、前腕、手首、太もも、ふくらはぎ、足首
さらに身長に対するウエスト比、ヒップに対するウエスト比率なども身体のサイズ比率も分かるので、全身のバランスを見ながら身体の変化をチェックできます。
「自分の目標に近づいているか」「身体の変化があるかどうか」などがわかりやすいので、モチベーション維持にもつながりました。
消費カロリーが正確
マクロファクターは独自のアルゴリズムで、実際の体重変化と摂取エネルギー量のみから消費カロリー量を計算しています。
カロリー消費量は絶えず変化するため、マクロファクターは最新のデータに合わせて推定値を常に更新してくれるのがポイント。
消費カロリーが正確に分かれば、摂取カロリーとのバランスを調整できて計画的に体重をコントロールしやすくなります。
この消費カロリー量の推定機能の精度の高さは、ほかの体重管理アプリと比べものにならないでしょう。
高速かつ高精度に食事記録ができる
食事情報を入力するまでの操作回数が少なく、すばやく記録できるのも使いやすかったです。
食品検索データベースを参考にしており、情報の信頼性も高くなっています。
白米などの基本的な食材に関してはカロリーやPFCはもちろん、PFCの内訳やアミノ酸・ビタミン・ミネラルなどの配合量までこまかく記載されています。

上記のようにファーストフードやレストランのメニューもPFCバランスまでしっかりと記載されています。
さらにロピアなど地元スーパーやコストコの食品も記録できたので、日常的によく食べる食品がすぐに記録できるのは使い勝手が良かったです。
ポイント
マクロファクターのデメリット
それでは、マクロファクターでボディメイクする際に注意すべきデメリットも解説します。
無料版がない
マクロファクターは現時点で無料版がなく、今後の配信予定もないと公式サイトに記載されています。
ただしその分、有料プランを限定配信することで他社の有料プランより優れたサービスを低価格で提供することを実現しています。
無料版の食事記録アプリで効果が実感できなかった人は、試してみる価値があるでしょう。
トップページが見にくい
マクロファクターはエネルギー消費量や体重変化などさまざまな項目が出ているため、自分の見たい項目を探しづらいのも難点。
スクロールすることが多く、すぐに見たい情報や登録したい項目にたどり着けないもどかしさがありました。
アプリのホーム画面編集で表示項目を編集できるので、自分がよく使う項目はトップに表示させておくのがいいかもしれません。

中途半端な食事記録だと正しい目標摂取カロリーが出ない
マクロファクターは実際の体重と食事内容のデータを休みなく入力し続けるほど、実生活に合わせて正確な計算ができるようになっています。
データ入力に関して唯一注意が必要なのが、1日の食事内容を部分的に入力してしまう場合です。
例えば朝食と昼食を入力して、夕食だけ入力し忘れると、アプリはうまく対応できずに目標摂取量がズレてしまうのです。
毎日食事内容を正確に記録するのがベストですが、3食記録できない日は何も記録しない方が良いと公式サイトにも記載されています。
マクロファクターの口コミ・評判
それでは、マクロファクターの利用者の口コミ・評判をチェックしてみましょう。
あすけんよりもスパルタ
あすけんからマクロファクターに乗り換え検討で無料体験してるんだけど
あすけんの感覚で食べてたらあっという間にカロリーオーバーしててワロタ
マクロファクタースパルタでいいね pic.twitter.com/ZhwSWEA7k7— mog (@nnc_mog2) January 14, 2025
体重の落ち方が予想できる
続き
マクロファクターの予想では、現在の生活を続けていれば、30日後、開始から約40日後にはマイナス7.9キロ。
こういうポジティブな予想は良い。やる気が出てきた。
チョコもカップ麺も食べてるので苦労はしてないけど、、、— かんろ@クジラ怖い (@kanro1333) January 12, 2025
食事・食品のデータが豊富
マクロファクターに飲み会メニューってあるんや笑
すごい。 pic.twitter.com/GDKEpurQgi— ケンセイブログ/久保 絢生 (@kensei_vlog) January 11, 2025
増量もできる
マクロファクター使い始めてあと数ヶ月で1年か〜!継続することで私だけのマクロファク太郎になるから、私より私の身体に詳しい気がするwww
今増量設定なんだけど、極端に体重増えずに、でも着実に筋トレの質が上がっていく良い塩梅のPFC&kcalを提示してくれるからありがたい🙏今年もたのみます
— ふみんちょ/ Humincho☀👒 (@phumihumi) January 3, 2025
8ヶ月で7kgの減量に成功
アプリではマクロファクター。筋トレの参考にしているAthleteBodyさんが関わったアプリなのでお布施感覚で課金したけど、結果的に80kgから73kgへ7kg減量できた。8ヶ月かけたので凄くもなんともないが、好物であるケーキやドーナツを断つ事なく、無理せず淡々と減量出来たのこのアプリのおかげだと思う pic.twitter.com/1koI7JdU6N
— サトシ (@satt24) December 31, 2024
筋肉量をキープしながら減量できた
マクロファクターでの減量開始してから3ヶ月。
初期の計算よりは若干ペースは遅いですが月1kgは良いペース😃
筋トレも重量キープできてるので順調(*´ー`*)
年末年始も何とか乗り越えたいですね(。-∀-)#マクロファクター #筋肉 #筋トレ #ダイエット #筋トレ好きと繋がりたい pic.twitter.com/QTqfODphwy— かずき@減量中 (@MuscleTrainQ1) December 18, 2024
食事登録しづらい
マクロファクターの食事登録が使いづらい。レビューとかで使いやすいって言われてるけど忖度やと思う。特に家庭料理を登録するときにカメラも使われへんので、カロミルである程度のものを作った結果を1食追加で合計だけ入れるようにしてる。#macrofactor
— me (@jaguars_10) September 19, 2024
口コミを見ると、マクロファクターを利用することで減量に成功した人が何人もいました。
あすけんよりもオーバーカロリーになりやすく判定が厳しいと感じる人もいますが、それがかえって良い人も多い印象です。
記入する項目が多く食事の登録がしづらいという声もありましたが、大多数は感覚的に食事記録ができて使いやすいと感じているようです。
マクロファクターとあすけんの違い比較
マクロファクター | あすけん | |
---|---|---|
料金(税込) | 1ヶ月:1,540円 半年:6,100円(一括払い) 1年:9,200円(一括払い) |
基本サービス:無料 プレミアム:月額484円 |
消費カロリーの記録 | 自動で計算 | 手動で記録 |
体重・体型記録 | 体重・体型どちらも記録可能 | 体重のみを記録 |
摂取カロリーの調整 | 進捗によって自動で調整 | 固定される |
コミュニティ機能 | なし | あり |
マクロファクターを実際に使ってみて、あすけんとどのような違いがあったのかについて解説します。
正確な消費カロリーが分かる
マクロファクターはあすけんと違って、消費カロリーを自動で計算してくれるのが大きな魅力でした。
あすけんを含めた一般的な食事・体重管理アプリは、消費カロリーを「運動」の項目から選んで記録しなければなりません。
それに対してマクロファクターは、体重の変化と摂取エネルギー量から消費カロリーを自動で計算してくれます。
摂取カロリーが分かっても正確な消費カロリーが分からないと、カロリーの収支バランスが把握できず減量や増量がうまくいっているのかつかみにくいですよね。
マクロファクターはカロリーの収支バランスも可視化できるところが、あすけんとの最大の違いだと思いました。
体型の変化が分かりやすい
あすけんは体重の数値だけを管理するのに対し、マクロファクターは体型の写真も記録できるので変化が分かりやすいです。
あすけんでは、現在体重と目標体重の「数値」で体型を管理します。
マクロファクターは身体のこまかい箇所も数値で記録できたり、実際に写真で記録して変化を見られます。

目標摂取カロリーを自動で修正してくれる
マクロファクターでは目標体重や摂取カロリーを記録することで、目標達成に向けた摂取カロリーを自動で調整してくれます。
あすけんは一度目標体重を決めると、そこから算出された目標摂取カロリーは固定されます。
マクロファクターは週に一度経過チェックを行い、進捗に合わせて目標達成までのプランを自動で調整してくれるのです。

コミュニティ機能はない
マクロファクターには、あすけんによくある日記やほかのユーザーとの交流ができるコミュニティ機能はありません。

しかしマクロファクターは体型の変化をこまかく記録できるため、それがモチベーションになっている人も多数います。
アプリとしても感覚的に使いやすくデザイン性も高いので、ボディメイクのやる気につながりやすいかもしれませんね。
マクロファクターの料金プラン
マクロファクターの料金プランは1ヶ月プラン、1年プラン、半年プランの3種類です。
1ヶ月プラン | 毎月払い:1,540円 |
1年プラン | 12ヶ月一括払い:9,200円 (1か月あたり767円) |
半年プラン | 6ヶ月一括払い:6,100円 (1か月あたり1,017円) |

2週間の無料トライアルもあり
マクロファクターでは通常1週間の無料トライアルが可能となっていますが、紹介コードを入れると無料トライアルが2週間に延長されます。
当ブログの紹介コード【MICHFIT】を入力して、お得にご利用ください!

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マクロファクターがおすすめな人
マクロファクターでダイエットやボディメイクを目指すと効果が出やすい人の特徴は以下の通りです。
- ボディビルやフィジークなどの競技のために体づくりをしている
- 無料版の食事管理アプリだと成果が出なかった
- 仕事やイベントなどで必ず痩せなくてはいけない
あすけんよりも細かく食事や体重の管理ができる分、アスリートや必要に迫られて減量しなくてはならない人向けだと感じました。

マクロファクターに関するよくある質問
最後に、マクロファクターの利用に関するよくある質問に回答したので、ぜひ参考にしてください。
解約方法は?
解約するためには、アプリを登録した際に届いたメールから解約すると分かりやすいです。
登録したメールアドレスに届くメール内に記載された「サブスクリプションについてご確認」の部分をタップします。
タップするとサブスクリプションの編集ができるため「無料トライアルをキャンセルする」をタップします。
「キャンセルを確認」の画面で「確認」をタップすると、解約完了です。
他のアプリから過去の食事データの記録を取り込める?
Apple Health, Google FitやFitbiと連携することで、直近の30日間の食事データを取り込めます。
逆に、Apple Healthへ摂取エネルギー量やタンパク質などのデータを送ることも可能です。
スマートウォッチなどのデバイスと連携できる?
現在、スマートウォッチやアクティビティトラッカーからデータの取得は行っていません。
というのもマクロファクターはカロリー消費量を算出する上で活動量を使用しないからです。
代わりにアプリ内で体重変化の波を観察したり、それらをカロリー摂取量と比較したりすることでカロリー消費量を算出することは可能です。