AVANCUSは世界のパワーリフターも履いているブランドとして、日本でも注目が高まっています。
その中でも「エイペックスパワーV3.0」は世界トップクラスのパワーリフターによるテストで開発された最高級のトレーニングシューズです。
今回、筆者が実際に購入したので筋トレでの使用感やサイズ感、口コミ評判などをレビューしていきます。
AVANCUSエイペックスパワー V3.0の口コミ評判
AVANCUS エイペックスパワーV3.0を購入した方の口コミ評判を紹介します。
これまでinov8のBARE-XFを使用、特に不満はなかったものの日常履きのベアフットシューズ感が欲しくてAVANCUSを購入しました。グリップ感はinov8がやや上回る、フラット感と裸足で床を掴む感覚はこちらが上という印象です。スクワットやデッドリフトのようにウエイトを脚元でしっかり感じる種目では圧倒的にAVANCUSが良く、inov8を履く機会がグッと減りました。当方のサイズ選択は幅広の足指ということを付記します
引用:MBC POWER
デッドでの使用でワイドスタンドの横方向への踏ん張りもグリップが効いてすべりません、ソールが薄いシューズで足裏全体で押す感覚が裸足に近いため研ぎ澄まされます。デッドでのMAX195から一年以上あがらなかったのがアヴァンサスで200上がりました。
引用:MBC POWER
ソールが薄く、グリップ力が高いため、特にスクワット時に足底の安定感が明らかに向上しました。ベンチプレスやデッドリフトでもしっかりと踏ん張ることができ、総合的にパワーリフティングに非常に適したシューズだと感じています。 気になった点としては、足首部分の素材がやや柔らかく、ホールド感がやや弱いことです。スクワットでしゃがんだ際に、足首の両サイドの素材が大きく変形しました。
引用:MBC POWER
通気性もよく持ち運びが楽 健さんⅡと比較してつま先の幅が広く自由度が高い デッドリフトで母指球、小指球、踵で地面をつかむ感覚が増した。 アウトソールラバーがつま先から踵まで十分に搭載されており、ベンチプレスでアーチ組みでのつま先立ちの安定感が増した。レッグドライブも滑らずに安定感のあるものにできた。 サイズ感はジャストフィットからやや余裕のある程度で問題なかった。
トレーニングシューズとしてお馴染みのイノヴェイトや健さんを履いていた人がエイペックスパワーV3.0に乗り換えた結果、パフォーマンス向上を感じたとのことです。
またBIG3だけでなく、重心が安定することで肩や腕の種目もやりやすくなったという声もありました。
ネガティブな口コミが1つもなく、総合的に非常に優れたトレーニングシューズであることが分かります。
トップ選手も愛用
アヴァンサス3.0のニューカラー
黒から色へのグラデーションは珍しい、激渋😀
ぼくはシューズは色々試しましたがアヴァンサス2.5と3.0。脚トレはハイバースクワットを強化したいのでリフティングシューズであるティアを愛用しております https://t.co/bogznsVl3E— ヒサーノ@筋肉の人 (@hisano1012) November 22, 2025
AVANCUS エイペックスパワーV3.0はボディビルダーの久野圭一さん、パワーリフティング選手の牛山恭太さんなどボディビル・パワーリフティングのトップ選手も実際に愛用しています。
トップ選手はスクワット、デッドリフトではパワーリフティング向けのシューズを履き、それ以外の種目全般でAVANCUSを使用している印象です。
AVANCUSエイペックスパワー V3.0の使用感レビュー

AVANCUS エイペックスパワーV3.0で実際にトレーニングしてみた使用感をレビューしていきます。
足裏全体を意識しやすい
エイペックスパワーV3.0は薄型ソールのベアフットシューズ(裸足感覚で履けるシューズ)のため、非常に足裏の感覚が研ぎ澄まされます。
足裏の感覚が研ぎ澄まされることでフォームの安定性が高まるため、脚トレだけでなく他の部位の種目でもパフォーマンス向上に寄与します。
個人的に筆者はやや扁平足でつま先の感覚の意識が苦手ですが、エイペックスパワーV3.0を履くことで今までより意識しやすくなりました。
動きの安定感が高まる
踵にはヒールカウンター、側面は横ブレを防ぐ構造、足裏は滑りづらい高いグリップ性能となっており、あらゆる面で動きの安定感が高まる設計となっています。
ベアフットで重心も整いやすいため、特にフリーウエイト種目中に重心のグラつきでフォームが不安定になりやすいような方におすすめです。
筆者の場合は特にベンチプレスやラットプルダウンで踵でもしっかり踏めるようになり、フォームの質が高まったと感じています。
デザインも映える
2025年12月時点で12色の種類があるため、自分好みの色合いを選びやすいのも魅力です。
シンプルにいきたいなら白や黒、アクセントを加えたいならグラデーション系の色などトレーニングの質向上だけでなくファッション性も楽しめます。
足裏への負荷も大きい
ベアフットシューズは足裏の感覚を掴みやすいのがメリットです。
ただし、それは裏を返せばクッションがないことで足裏と地面の距離が近くなっているということで足裏に負荷がダイレクトにかかります。
足裏全体で踏むのではなく、つま先だけで踏む、かかと重心で踏むといった局所的に負荷が乗るような種目の際は特に負荷が大きく感じました。
カーフレイズや、かかと重心で行うレッグプレスなどはやや痛みを感じやすい点は留意しておきましょう。
AVANCUSエイペックスパワーの特徴

引用:公式サイト
AVANCUSのエイペックスパワーシリーズは、2023年の登場以降、世界トップクラスのパワーリフターのフィードバックを受け毎年アップデートを重ね進化してきたパワーリフティング向けシューズです。
ゼロドロップ設計とワイドなトゥボックスにより、足裏全体で地面を捉えやすく、自然で安定したフォームをサポートします。
ヒールと中足部を横方向に拡張したソール構造とサイドウォールが、高重量スクワットやデッドリフト時の横ブレを抑制。
極薄ソールと高いグリップ性能により、地面との一体感と確実な力の伝達を実現します。高剛性かつ軽量な設計で、耐久性と履き心地を両立した本格派リフティングシューズです。
AVANCUSエイペックスパワー V3.0のサイズ感
AVANCUS エイペックスパワーV3.0のサイズ感は、日本での正規販売店を務めるMBC POWERのサイズ換算表を参考にしましょう。

引用:MBC POWER

筆者の場合は普段のサイズは27〜27.5cmですが、42でジャストサイズでした。
AVANCUSエイペックスパワー V3.0とメトコンを比較
筆者自身、NIKEのメトコン9からAVANCUS エイペックスパワーV3.0に履き替えたため、両方の使用感を比較します。
| AVANCUS | メトコン | |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 16,480円 | 15,000〜20,000円前後 ※販売先、シリーズによって異なる |
| 足裏の感覚 | 非常に意識しやすい | 普通 |
| 横ブレ | なし | なし |
| 重さ | 軽い | 重い |
| 足首や踵の安定感 | 高い | 高い |
| 滑りづらさ | 滑りづらい | 滑りづらい |
| 足裏への負荷 | 高い | 低い |
| 筋トレ以外の運動への活用 | 向かない | 向いている |
最大の違いはベアフットかどうかであり、足裏の感覚はAVANCUSの方が格段に意識しやすいため、フォームの安定度合いが高まったように感じます。
一方でスクワットでしゃがんで切り返す時の地面からの反発力はメトコンの方が強い感触で、カーフレイズやレッグプレスでもメトコンの方が痛みがなく限界まで押し込めます。
筆者の場合、脚トレ以外の種目はAVANCUSの方がやりやすいですが、脚トレはメトコンの方が適しているように感じました。
AVANCUSエイペックスパワー V3.0に関するよくある質問
AVANCUS エイペックスパワーV3.0に関するよくある質問にお答えします。
実店舗はある?
2025年12月現在、実店舗での販売はほとんど行われていません。
基本的にMBCパワーの公式サイト、楽天市場での販売となっています。
試着はできる?
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AVANCUS エイペックスパワーV3.0はパワーリフティングの大会などのイベントで、正規販売店のMBCパワーが試着会を実施しています。
なおMBCパワーの公式サイトからの購入の場合でも片道1回分の送料が無料でサイズ交換が可能です。
ただし商品到着から7日以内、シワや汚れの程度によっては返品不可などいくつか交換の条件があるのでご注意ください。

AVANCUS購入時にサイズ交換の案内用紙が付属している

AVANCUS購入時にサイズ交換の案内用紙が付属している
