どうやって選べばいいの?
今回はこのような疑問をお持ちの方向けに24時間ジム歴5年の筆者が、正しい24時間ジムの選び方とレベル別のおすすめジムを紹介していきます。
以下のような経歴をもつ専門家として、どこよりも詳しく解説するのでぜひ参考にしてください。
当記事の執筆者
- 元パーソナルトレーナー
- スポーツジムKONAMIの元スタッフ
- 5店舗以上の24時間ジムに通った24時間ジムオタク
24時間ジムの選び方
24時間ジムに入会する前の選び方を4つ紹介します。
値段の安さ
ジム代は毎月支払うサブスクですから、いかにコスパが優れてるかをチェックしましょう。
一般的な24時間ジムの相場は7,000円前後ですが、チョコザップやFITPLACE24などは約3,000円で通えます。
ある程度本格的に鍛えるなら設備の充実した7,000円程度のところが良いですが、健康目的であれば格安ジムがおすすめです。
求める設備の充実度
あなたの求める設備がどれだけ充実しているか、逆に不要な設備がついていないかも要チェックです。
例えば、マシンにこだわりのある方はお気に入りのメーカーの有無、毎回シャワーを浴びて帰りたいならシャワーの有無を見ましょう。
逆に設備の充実度は料金に比例するため、無駄に充実していると感じるならコンパクトで安いジムを探すのが良いでしょう。
自宅や職場との近さ
ジムは毎週通う場所ですので、自宅や職場から近くて通いやすいところを候補とするのがおすすめ。
それにより雨や雪が降っている日でも、面倒くさがらずに通いやすいですよね。
パーソナルの有無
筋トレ初心者が1人で鍛える場合は、効いていないフォーム・怪我しやすいフォームになりがちです。
そのため入会当初はパーソナルトレーニングを併用して、成長したら自分1人でトレーニングするという流れがおすすめです。
いち早く筋肥大・ダイエットを成功させたい初心者はパーソナル付きの24時間ジムを候補に入れてもいいでしょう。
【初心者】24時間ジムのおすすめ
初心者向けの24時間ジムのおすすめを3つ紹介します。
ライト層はチョコザップ
そこまでガチで筋トレはしなくていい
このようなライト層はチョコザップが最もおすすめです。
チョコザップはライザップが作った3,280円(税込)の格安24時間ジム。
最大の魅力はトレーニング以外にセルフエステ、セルフ脱毛、マッサージチェア、セルフホワイトニングなどのサービスが追加料金なしで使える点です。
また服装自由でシューズへの履き替えも不要なので、仕事帰りにスーツのまま鍛えるといったズボラ筋トレも可能です。
客層の多くが女性初心者なので、ジムで男性が怖い女性でも安心ですよ
※付属のサービスは店舗によって異なる
コスパ重視派はFITPLACE24
格安でフリーウエイト・マシンで本格的に鍛えたい方はFITPLACE24がおすすめです。
FITPLACE24は筋トレYouTuberの山澤礼明さんが作った24時間ジム。
エニタイムなどの大手24時間ジムと同等の設備を格安で利用できるのが最大の魅力。
他の24時間ジムと比べると新しいジムですので、錆びついていない新鮮なマシンで筋トレができますよ。
女性専用ならAmazones(アマゾネス)
女性専用24時間ジム Amazones(アマゾネス)は月額7,700円から通えるパーソナルトレーニング付きの24時間ジムです。
下半身マシンが豊富、男性の目を気にせず集中できる、入会後は無料パーソナル4回付きなど、女性専用だからこそ女性に嬉しいメリットが満載です。
また各店舗の会員の満足度も非常に高く、ほぼ全店舗でGoogleの口コミで星4/5以上を獲得しています。
無料体験で実際に女性トレーナーの指導も受けられるので、気になる方はお気軽にお申し込みください。
店舗によって月額費用が異なります
女性専用高級派ならCACHIE(三重・岐阜)
CACHIEは三重県四日市市と岐阜県本巣市にある女性専用24時間ジムです。
月額料金は16,280円〜と高価格帯ではありますが、最新の女性マシン完備・高級アメニティ完備で手ぶらで通える・プロテイン飲み放題など特典満載です。
女性専用だから男性の目が気になることもなく、フロアも清潔感があって落ち着くとの評判です。
四日市と本巣に在住の方で洗練された環境で女性専用ジムに通いたい方は、ぜひ無料体験・見学をご予約ください。
【中上級者】24時間ジムのおすすめ
中上級者向けの24時間ジムのおすすめは以下の3つです。
コスパ重視ならFITPLACE24
FITPLACE24は初心者だけでなく、コスパ重視の中上級者にもおすすめ。
他の24時間ジムに比べて、ダンベルの重量、マシンやパワーラックの数が多いため、混雑時でも質の高いトレーニングが可能です。
さらにエニタイムやジョイフィットのほぼ半額の料金ですので、ジム代を抑えたい学生や若手社会人にもうってつけです。
唯一の難点はマシンの多くがテクノジムですので、ハンマーストレングス、STRIVE、Nautilusなどこだわりのある方は別のジムが合っているでしょう。
ガチ勢はエニタイム
エニタイムは日本中、世界中の全店舗を自由に使える世界最大級の24時間ジムです。
日本でも全国幅広く展開しており、地方在住の方でも気軽に通いやすいのが魅力。
ただし店舗ごとでマシンの質に大きく差があるため、ゴールドジムに引けを取らない質の店舗もあれば、最低限のマシンしかない店舗もあるのが難点です。
近隣の店舗の設備が良ければ入会を検討しても良いでしょう。
スタジオ・お風呂付き店舗もあるジョイフィット
エニタイムと同じく全国展開しているジョイフィットもおすすめです。
赤色のジョイフィット24はマシンやフリーウエイトのみですが、青色のジョイフィットはスタジオレッスンやお風呂、サウナまでついているのが最大の魅力。
さらに月額料金は7,000円前後ですので、コナミやゴールドジムといった大型ジムを格安で使えるようなものです。
スタジオレッスン、お風呂もコスパよく使いたい方で近所にある方は要検討です。
24時間ジムに通うメリット
24時間ジムに通う3つのメリットを紹介します。
総合型ジムより安い
24時間ジムはコナミ、ゴールドジムのようなプール・お風呂・スタジオなどのある総合型ジムに比べると料金が安いのがメリットです。
最近ではチョコザップやFITPLACE24のように月額3,000円程度のジムも増えてきたのでジム代を抑えたい方に非常におすすめ。
好きな時間にジムに通える
他のジムではオープン・閉店があり、夜中や早朝は利用不可ですが、24時間ジムはいつでも好きな時間にジムに通えます。
これにより利用客が分散し、総合型ジムより空いていることも多いです。
他店舗利用もできる場合がある
エニタイムやジョイフィットなどの24時間ジムでは、全国どの店舗も使い放題なので出張先・旅行先でもトレーニングできます。
チョコザップやFITPLACE24では他店舗利用が2023年12月現在は不可となっていますが、今後解禁されていくと考えられます。
24時間ジムに通うデメリット
24時間ジムにありがちなデメリットを3つ紹介します。
夜間は治安が悪くなりがち
料金が安いことから利用客の質が下がりやすく、夜間はマナーの悪い客が増えがちなのは大きなデメリットです。
筆者自身が遭遇したマナーの悪い客の特徴として以下のものがあります。
- マシンをガシャンガシャンと鳴らす人
- ベンチやマシンに座って、永遠とスマホをいじる人
- 使用後にマシンのピンやプレートを基に戻さない人
- 複数人で1つの器具を永遠と独占する集団
筆者の経験上、その地域の治安に比例する傾向にあり、学生の多い地域や治安の悪い地域では頻繁に見かけました。
このような悪質な客の存在がストレスに感じる方は、学校・仕事に行く前の早朝の時間帯に通うのがおすすめです。
キャンペーン入会は条件つき
24時間ジムではよく看板などをかけて、「入会金無料」「月額料金◯ヶ月無料」などのキャンペーンを実施しています。
しかし、これらのキャンペーンは基本的に3ヶ月〜1年の継続利用が条件となっています。
途中で退会する場合、お得になった料金分を払い戻しする場合もあるので継続できるか吟味しましょう。
入会時に不要なオプションが付きがち
24時間ジムでは入会時に「◯◯保険」「水素水サーバー」などが数ヶ月無料のオプションとして付くことがあります。
これは入会時に解約ができず、入会2ヶ月目にならないと解約できないといったルールがついています。
解約忘れで無駄なコストがかからないよう、不要であれば解約しましょう
24時間ジムに関する注意点
24時間ジムに入会する上での注意点を紹介します。
中履き用のシューズを揃える
24時間ジムでは外履きOKの店舗もありますが、筆者はジム用の中履きシューズを揃えるべきだと考えています。
その理由は以下の通り。
- 普段使いする靴が筋トレと相性が悪いことがある
- お気に入りの靴が筋トレで早く劣化してしまう
「筋トレは健康のためにやっていて、そこまでガチではない」という方はまだしも、本格的にやる方は必ず専用シューズを買いましょう。
専用シューズのおすすめは以下のものから選ぶのがおすすめです。
フランチャイズは店舗ごとで異なる
全国展開している24時間ジムの店舗の多くはフランチャイズ店であり、店舗ごとで設備が大きく異なる店舗も多いです。
設備の違い
- ダンベルの最大重量
- メーカーの種類
- マシンの数
- パワーラック・スミスマシンの台数
- 店舗の広さ
- 日焼けマシンの有無
初心者のうちは気にならなくても、レベルが上がってくると「ダンベルの重量が低い」「このマシンがない」など満足できなくなってきます。
通っている店舗でこうした不満があり、成長が停滞しているなら引っ越して別店舗に通うのも選択肢に入れましょう。
24時間ジムに関するよくある質問
24時間ジムに関してよくある質問にお答えします。
風呂代わりはできる?
水道代・ガス代の節約として、24時間ジムでシャワーを使って風呂代わりとする人もいます。
夏場であれば自宅に帰るまでに汗をかきやすいためおすすめしませんが、冬であれば節約になりますね。
ただし筋トレの疲労回復を早めるためにも入浴もした方がいいです
寝るのはできる?
24時間ジムで寝るのはジムスタッフや他の利用客の邪魔になるので辞めましょう。
出禁になってもおかしくありません。